ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔90〕マックスロードというスナックにキャロルがバイトしなければ前夫と知り合うこともなく、そしてロイヤル・ボックスという会員制クラブに勤めなければ、キャロルが現在の夫と一緒になることもなかった。不思議なえにしでした。キャロルはこの不思議の多用を今日から止めようと思うし、凄い!ですべてを標榜することも辞す。なぜかというと次の段階に入ったからです。自分が極めるものは記憶の遺伝子があるのかどうか?ということで、その解明には家具、嗜好品が関与。例えばキャロルはあのミザリーの映画で、作家の境地に触れます。書き終わったときに準備するものがあって、1本のタバコ、そしてシャンパン。マッチ。そこに刺激を受けたのです。もうタバコは用意しました。今、10本210円でラーク特別バージョンが出ている。そしてシャンペンも・・・。これは明日触れましょう。ここ10何年開けることが出来なかったスパーク系ワインです。そしてライター。これもラーク印字。スカイラークによく入ってたから、ラークの意味がわかります。キャロルには示唆があったのです。鳥の名前のタバコって。みんなびっくりしないで聞いてね。今セブンで一緒に仕事しているもう片方の人物・・・実はあの住吉の映画館コウラクを知ってたんです。小さい頃この住吉地区にいたみたい。それで小学校は?っていうと西浦上小学校だった・・・って。キャロルよりも彼、七歳上ですから、わかりますよね、母が勤めていたときに小学生だった可能性がある。そして公楽以外にも、長崎の名シネマ館の名前出てくる出てくる・・・・。キャロルは作家が庶民に決して勝てないことを改めて知るんです。