誰かを排除したり無視したりして学校の教室が成り立たないように、この国の文化は歪で、未成熟、しかし、それを逆説で捉えれば、凄いマグマ、いい意味での勝動体を地下に保有していること、他の国がやはり・・・文化の先鋭を言えるだけの国民であった・・・と感嘆するのは間違いないゆえキャロルは嬉しいんだ。クラスの誰かを排除しようよ!と平気な顔で、落ちこぼれを排除してきたこの国・・・。しかし、憂えることはないのだ、優秀者を選別する為に、どの国でも競争はあるし、そこでいちいち文句を言うのがおかしい。問題はこれからさ。今朝のキャロルおばあちゃんの日溜り日記は、長い時間をかけて叶えられる文学があるということなんだ。これはどこの国でも同じ。ひとりの人間、例えば、キャロルの成長を見ながら、その行程を吟味しながら自然にわかるというもので全然焦る必要はない。慌てる乞食はもらいが少ないっていうのは立派で見事な諺かもしれない。正しくそのものズバリ、ソノズバで新語登録しておこう!ああ、勝動体もね〔動くものを仕留める動体視力に優れ、勝てる組織を指す〕