ルビー・ウーマン《復讐の館編》〔52〕宿七さんから、宿ちゃんへ替わって、すっきりしましたね~この語彙は?もちろん、ろくでなしの宿六から来ています。キャロはそれでいいと思います。キャロが彼を褒めちぎることがない替わり、キャロがないことをあったと論じることもありません。この均衡こそが、均衡のキャロイズムかなあって。最近このことに目覚めました。彼、こころの奥では、キャロのことを、ろくでなし!ソノボビッチ!!って叫んでいるんですよ。作家として、ちっとも芽が出ないからです。これだけの大金を講じて、ダメなのなら、本当の馬鹿だ!!そうに違いないって。でもなぜか・・・怒りません。なぜでしょう。自分の目が黒い間は、何がなんでも、キャロを他の男に奪われたくはない!そういった強い、サガリズムがあるのでしょうね。佐賀人の男、こころに覇気ある佐賀人は、離婚を男の恥、家の恥と捉えて久しい。そして、第一があるとすれば、第二に来るのは・・・たとえ、乞食になっても人から、よそさまからモノをもらうな!第三は、病室にこれから行って聞きましょう。忘れてしまったからです。