ルビー・ウーマン《黎明編》〔27〕その神は、猜疑心で一杯の大佐をむしろ、喜んでいます。神に対して、存分の阿りを持って挑んでくる人よりも、こういう初心者の初々しさがある意味果報でしたから。この光景では、あなたの、次女さんは、断りますよね?土下座だけでは、不十分。頭の話ですね?大佐は鋭敏でした。この男は、図書館男。ニッポンで、最も、本を読んだ男として、黄泉図書館でもすでに列挙がなされている・・・え??脇田大佐はいぶかります。おかしいですよ、まだ、次女は25歳、この男も32歳。なぜですか?32年で、最もはないはずですよ!!そこが味噌なんだよ。神様はもったいぶって、言うのでした。黄泉の国では、100年後を視野に動いている・・・。じゃあ、この男がすでに多くの本を読むことは立証済みだと?ああ、そうとも!!大佐は倒れこみそうになる自分を支えていました。