ルビー・ウーマン〔ロイヤル・ボックス編〕〔27〕キャロが最も、自分が凄いっていう出来事、ここで話ときましょう、菜園場近くのいくらや・・・ていうよろずやで、キャロはまさお君の親類の家から、アルバイトに行っていた頃・・・。20代になったすぐの頃かなあ?キャロはその小さな、スーパーで、レジをしていたんです。親類が探してきてくれて、キャロは働いた。それで、そこの店主夫婦にも可愛がられて、門司のレストランにも連れていただいたり・・・。破格にわが子同様に可愛がられて。今でもあのリッチな時間を忘れない。すると、ある日、お昼休みをその時間を利用して、な、なんと、黒崎の喫茶店まで、見学にいっちゃうんです。そこで、ピアノも披露して・・・。イントロいってみまひょ。あなたのことも、忘れてしまいそうな、この夏の暑さの中で、目覚めた・・・こんな出だし。店に戻ると、三時になっていたのに、みんな、怒らないんですよ・・・。キャロはあの時の行動力、今の自分に欠けている・・・それは、ノープロブレムどころか、大問題なんですね。