おれ自身が思い込みの激しい人間で、昨日の試合には正直たまがったのだ。案の定、楽天家キャロルは奇跡を信じていたらしい。あの紋章八番を付けてプレイするたびにどんな選手だったんだろうとは思っていたが、やっと昨日その選手の残した言葉の紹介あって、最後まで諦めてはいけない・・・というような言葉だったらしくて、解説者がその言葉をそのまま体現しましたね?と感慨深く語ったのを俺は忘れない。逆転劇は強い首位辺りを走っているチームならば何回か見たし期待度も熱い。しかしこのヤンキースに九回六点奪取など、想像だにないしまず起こらなかった。俺は奇跡を信じてみるのもいいかもと自分に探りを入れた。田中投手は勝ちこそ逃したが負けは付かない。これを機にどんどんヤンキースが上り詰める構図もいいかもしれない。デルスカイしておこう。淡白貧打チームの逆襲である。