メジャーリーグが始まって最初は中止が続行で、そのときに俺が観ているあるテレビ番組があいつを釘付けにした。勝新太郎座頭市だ。あいつはテレビにじっと食いつき、なんでこんな凄い男優がいたことを知らなかったの?って自分に問い掛ける。盲目の人を演じる技もだが、ニッポン人のこころの機微を表現して、しかもそれが自然体で出来るのだ。大リーグと比べてどうだった?と俺は質問したら、これも引けをとらないわね?って。黒沢年男さんや市毛良枝さんも共演だったものだが、カツシンっていう短縮の言い方の元祖かもしれない!ってあいつは何かを掴んだ様相でもあった。勝新太郎、一体全体、キャロルをそれほどに感動させた彼がどういう生き方をしたのか語録を育んだのか、全人生を俺はいきなり知りたくなるのだ。デルスカイしておこう。ザ統一である。☆キャロルを驚嘆させアメージングに導くものにこそ果報がある☆