ささみ揚げを入れ忘れたお客様昨夜来店💓

 ようやく、ささみ揚げの代金、178円を返すことが出来た。その時、お金は必要はないと、お客様は言わはりわては驚いた。ミスはいけない。絶対いけないこと。しかし、お客様は、笑顔。苦笑いに近いが、笑顔。お金は必要ない…と。しかしわては、にじり寄り、首になるから、サインをして受け取りをしてくださいと頼み込んだ。すると、大先輩が横に来て、こう切り出す。「私がこの前、おにぎりを入れ忘れたお客様だ…」と。お客様にやんわり、ジョ―クを言われた。「ほんとに、次々災難やったですねえ、申し訳ありません」わては、大先輩の度量に驚いた。わては、ビビリ屋で、何でも深刻に捉えてしまう。しかし、大先輩の話し方は、素晴らしく、しばらく、話術に聞き惚れていた。