ゆとりが欲しいから働くはある。

 みんなも、僅かな年金をもらいながら、働くのは、しんどいかも…それを想像して、二の足を踏む。しかし、そこを乗り越えたら、あとは自然に道は開けて行く。なぜなら、なんで怯えていたか?じかに経験し分かったからだ。自分より20歳以上若いスタッフたちに指導を受ける。長崎地域言葉で言うと、コッペ悪いんや。コッペパン食べる前に逃げ出したくなる。挙げ句に、その年になって常識もないんやな?と、若者に頭ごなしにやられて身も蓋もない辛い立場や。しかし、自分の中で構築していたプライドまで及ぶわけがない。キリリとして笑顔で対峙した暁には……現場で笑顔になれる。しかし、そこまで馴染む為には、洗礼をみんなが受ける。どんな洗礼であれ受ける。堪えて我慢してナンボや。