ルビー・ウーマン911

ピーター・オトゥールが主人公を演じる天地創造を見ながら、この人物の凄みに気がつく。本当に役柄に憑依され、なり切っている。やはり、神を描いた映画は一味違うし、ノアとしてジョン・ヒューストン監督が役者を兼ねる点も新しい。映画を見るのは、面白いからとか、興味があるとかいう、軽い意味からでなく、予言者たちの存在だ。当時からそういう、神の言葉を伝える者の存在はあったのだろう。年老いて子が生まれると、予言され、笑ってしまう…。すかさず、予言者は、なぜ?笑ったのか?と、実直だ。このサラの旦那さんを演じたピーターが、ドジャースの、ターナーにそっくり。なぜ、ここまで似ている?また、ドジャースが優勝するからではないだろうか。