私の余命はなくてもいいのに、なんであんな一流選手の命を神さまは持っていくのだろう。無慈悲としかいえない。彼に一回は会いたかった。守備の好プレイが出ると彼は帽子をとって合図した。イチロー選手のときだった。思ったことをすぐさま行動に出来るこころのタイムリーが身についていた選手だった。お母様やおばあちゃまを観客席に呼んでおふたりの観戦が目に焼き付く。ニッポンでもアメリカでも親や祖母が見守る様子は暖かくて日米の温度差が全くないことに気が付かせてくれたフェルナンデスの親御さんの応援でその素晴らしい熱狂を知るだけに神の無慈悲を思う。ジェームス・ディーンのときにも、そしてニッポンでは赤木圭一郎を思い出さずにいられない。クルマや船、列車、飛行機、そういった物体関与に若者の才能が引き擦られることの惨事を哀しむ。キャロルの息子たちもそういった意味ではいつも乗り物に関与だ。改めて思うのは小さな幸せだ。大きな幸せばかりをキャロル追い過ぎたのかもしれない。小さな幸せの真価・・・まだまだ疑問点は残る今回の事件だ。マイアミといえばビーチに鍛錬した人々ばっかりというイメージだからだ。彼がなぜそういう事故に巻き込まれたのか調べたい気持ちで一杯だ。