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ピーパー・ウーマン《ジュエリーボックス編》〔1〕小さくても自分の城を持ちその棟で宿を経営する希〔マレ〕には常識を翻すような事件が起きて胸騒ぎが起こります。希は三十代後半。まだ人生での成功を味わってはいません。それを味わおうとするなら相当の借り入れをしなければならず、果たして投資が成功のカギなのか?そこでの疑問符が並大抵ではなく投資しないで世の推移を見守ることにしたのです。人は一瞬でいいから身を隠したいとの願望を持っていて、それが会社でのお昼を終えた一時間前後でやってくることに眼を付けクマのお昼寝バンケットを始めて十年。繁盛はしていなくともそれでいい・・と考えていたのです。ましてやあの事件です。一日千円で宿を貸していての大火災・・・身も蓋もないとはこういう事件で、せっかくの恩人路線もなくなり悪の権化のように経営者は言われて希は考え方を改めます。自分の宿にも最近不審者のような輩が来ていることです。しかし暫く眼を瞑っていようとそう決心はしていました。自分が率先しておやつは出していました。しかし材料費を賭ける割には顧客は残していくのです。今の時代の匙加減がわかりません。もう信じられるものがない!という不毛の時代なのでしょうか。希はドラモリで新菓子を購入し、こっちの方が受けるならそれが増しだとの結論に追いつくのです。