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ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔188〕いつも午後8時に終わるキャロルにとって、それからの時間帯はまっすぐ家に帰るかそれとも、寄り道して帰るか、面白い構図になってて、幼馴染のエイミーがその頃はキャロルの常連ではない。なぜなら、浜の町以外のエリアで働いているからでした。キャロルはエリアごとに軌道が異なることを知ります。場所によっては時間帯が違ったりで中々会えない。しかし日曜日は別でした。その日は休みになる彼女に会うチャンス、早速キャロルは連絡を取ります。主にその方法は固定電話が多かった。しかし家が近所なこともあって、いきなり訪問することもありました。親友同士ならきっと迷惑は掛からないだろう・・・。しかしそこまで強引だった自分を戒めます。今なら遠慮していたようなことをまだ、二十歳の頃は平気でやっていた。自分をたしなめる力が不足していたとそう思います。バスの帰り・・・ときどき会う彼女がこっちに座れば?と声を掛けてくることがあって、それがカコちゃんでした。アーケードの電気店に勤めていて、ちょくちょくバスで遭遇した彼女・・・。小学校の入学時は集団登校で、彼女の家に最後寄って通学したことも記憶にありました。はるか55年前とみんなも思うでしょう。集団登校はこうして地元の記憶を呼び起こすシーンにもなるのです。