日曜日定番キャロフルエッセイいきまひょか~バカリズムが脚本を手掛けたというドラマも気になるし病院ものも始まる。この病院もののいい点はシリアスになれる点で、例えば健康者は自分の健康に感謝だし、病を背負うものはソッコーヒントをもらう。キャロルは検診に今後五年は行かないこととした。六十五歳を健全な体で迎えられるかを自分の体で実験するがみんなは真似してはいけない。キャロルは絶対健康を持っている人間で、ちょっとした口論がキッカケだった。みんなに報告忘れていたが、九月十一日から毎日もらっていた二千円は千円と半減していたのだ。この月に六万のお金はおもに家族と一緒に使っていたのだが自分達から千円にして下さいと要請を出していたものだ。しかし頓挫してしまっていた。千円ではやはり賄えなかった。しかしそれを平然と見て見ぬフリの彼がいた。時には千円増やしてくれる時もあったが、露骨に嫌な顔をされて情けない気持ちに陥った。こっちも強硬になってすべての検診には行かないと言い放った。兵糧攻めをちゃっかり逆手にして困らせている例だ。六十五歳!!と明言したのにはワケがある。五年経てばこの国の未来像もようやく見えてくるからだ。