ルビー・ウーマン《黎明編》〔18〕あのサウナのある大浴場こそ、地球の断面くらいの広さがあり、そこにぶち込まれるのは、現世で、思い悩んだグループ、そして、逆に、全然、思慮のなかったグループなんですね。なぜ?神は、正反対のものを、比較されるの大好きなんですよ、例えば、宿七さんは、今のところ、そこに送付が決定しているわけですから、考えようによっては、ま、いっか!って満足しないとね、労働のたこ部屋ではないからです。脇田大佐のように厨房の部屋にいる者はその上、でも、脇田大佐は、すこぶる、俊英ですから、二階級特進があるって、そこには、カリクラムもあるって!!声が聞こえるときと、聞こえないのは、場所で、相違があるってことに気が付くんです。