私は自分の意見をごり押ししたことはない。

 

こうあってくれ!!と相手に強要はしない。そうしていることで自分から物事にぶつかっていく子供に育ってくれれば良いと思っていた。好きな分野がみんなにある。好きな世界で頭角を現すことが生まれてきた意義にも通じる。教職にあった両親がいつも背中を見せてくれた。ふたりは考え方はほぼ同じでありながら常に争っていた。言葉での罵り合いだ。わたしはこう思って将来を見据えた。どんな言葉での罵り合うのか?全部の言葉を頭には叩き込むべき・・・と。母はこう言った。ちび!!はげ!!と。しかし父が何も言わない。自信がないからだろうか。わたしは赤ちゃんでも父の方に味方していた。