しかしながら、執筆しながら私が興奮してしまうのは、実に、考えものです。なぜなら、私は、生みの親。傍観者席に座り見てるだけなんて…ありえない。それほど、私は、あの子に対峙するのを避けていたことは自明です。強制や矯正を掛ければことが、重大へ進展する可能性…ひとりの教師として見て学んでいたのです。当時はバックレるという言語は日本にはまだありません。一番適宜な形容はこれに匹敵です。危ないと思ったら、すかさず、逃げる…みんなは、決して真似をしてはいけません。それを人生のセオリーにするには、憂慮が伴う。豪傑でしかも、周囲が許す場合だけ、この手法は生きるのです。