デニム・ブルーママン18の15

 

時代と時代を繋ぐ確信のキーワードは当時なんだったでしょう。今のように今年の流行語大賞など存在しなかったと記憶する。巷の有力な情報源は新聞や雑誌で印刷はあちこちで行われていたと思います。公共機関や個人事業主はいち早く、個人の家へ向けて情報を送っていたことも時代の趨勢として覚えておきたいですね。この発信が当時もあったのです。しかし受け身だった市民。誰からなんの情報を頂いても、それについてを尋ねに支所に出向いたり、お店に行ったりは出来ても、タイムリーな答えをもらうことは致しかねます。今の時代はリーズナブル、しかしこの利便性の裏にも列記とした危惧を認めていないとあぶはち取らずになると私は睨んでいます。しかし、したたかな容子は、全部を話さない子。暗示はしても全部開示はしない。こっちから、ああしなさい!!こうしなさい!!は言えない唯我独尊の世界をみずから創出していたし、この味加減は両方・・・つまり親子間を通じる遺伝子にしか読み取れないものなんだ・・と私は理解をしていました。あの子の起こす行動はひとつひとつ意味がないように見えて、実はそうすることしか出来ないという、あの子の生まれながらの運命が糸を引いています。生まれたときから、人生が決まっていた・・・つまり、運命を紐解く人物だけに成就が約束されてすでにあった・・・と私は踏まえています。それを、ずるい・・・とかそんな人間いるわけない・・って思うのは自然。皆が、いぶかって、そこで怒りを爆発させても容子は何も抵抗はしないでしょう。人間の本当の良さを引き出すのもあの子の使命に入っているからです。★24372★