イエローダイヤ・マン1560

 

僕はとうとう先陣を切って昨夜、セブンイレブンの夏の制服を着て、仕事に入った。半袖緑色だ。蚊焼セブンイレブンのターバン男子がすでに半袖だったことで勇気を貰っていた。前から憧れていたファッションアイテムがあり、それは以前在籍したファミマのオーナーが、率先していたスタイルだった。今の店で着て、是非とも真似したかったアイテムで、半袖の下に黒のロンティを着る。その姿を見て開口一番、僕は皆に言われたのが、まだ早くね?次に言われたのは、寒くね?しかし、屁の突っ張りも、ここは大事と睨み、今日からこれで行きますね!!押し通した。皆はやれやれ…っていう、半ば諦めの表情ではあったが、66歳の僕にバリバリ言える人間はいない。仕事が出来ない人間はファッションアピールしか生き残る道はない。客受けは最高だった。君はよく頑張ってるね?声も出てるね!って褒められたが不穏な言葉も頂いた。もしかして80歳?ってある男性に言われたこと。しかし、それは真(ま)に受けた。前から僕にモーション掛けて来ている僕より一回り若い50代男性だからだ。同じ申年生まれだ。彼は僕がなぜ、こんなに頑張れるかを、いつも、みずからに問い掛け、ひとり語りながら、缶ビールを二本買って帰る。★西友道ノ尾くさの書店にて★(24356)★き、き、来たーーーー2から始まるストレートフラッシュ★