エメラルド・ウーマン86

 

今回の恵方巻で幸福を勝ち取った感じが濃厚の容子・・・それはそれで、喜ばしいことですが、勝ってカブトの緒を締めろという有名な箴言がある。わたしから計上しておきたい。そういう良い流れを掴むには、50年の歳月が流れていたことをみんなもここで一緒に共有しておきましょう。時代が100年の経過で見え易くなるのと同じ理屈です。大隈重信から安倍総理の時代までこの百年を思い出してみましょう。あくまで、庶民の歴史をあたしは言ってます。何か特別に庶民がこれをやった!!っていうのがあるでしょうか?しかしそれが庶民です。大きな政治家たちが国を活性化にも導くし、どんよりした雲をも引き寄せてしまうのも言えていて、あまり、そういう政治頼みの様相に陥ってはいけません。あくまで、己の世界でものを考える。この姿勢でいれば容子との合流は叶う。誰一人として置いてきぼりになんか、なりません。ひとりをシカトするような容子ではないからです。私の二年前の生誕百年のときと比較して、弟の生誕百年は盛り上がって、それもこれも遠藤周作と被ったからだとあたしは思う。今にして思えば、遠藤先生が引っ張ってくれたんだな・・・がじんわりわかって嬉しいのです。あれだけ本を読んだ弟をあたしはいつも心の奥底で、尊び注目していた。いつかは弟がやらかすのでは?って。本はそのとき、読んだ人に効能を与えるのではなく、随分時間が経過して、めきめきとした効能を見せてくれることは言えるでしょう。(24305)