ブラックオニキス・マン185

 

僕は母の発言の中から、ヒントを発見した。この発券クーポンは、みんなに無料で配布してもいいな…とそう思う。まずグレード4の人間。お金はあるし、向上心がある。否の打ちどころない人間だろう。これは、非という字かもしれない。あとから間違っていたら編集しよう。次はグレード3だ。金はないが、向上心がある。そして、グレード2は、金はあるが向上心は皆無。グレード1はどちらも今のところは、持ち合わせてない。すると、疑問符が浮上してくる。グレード5の存在の有無だ。カネ、向上心、そして相互親愛力(コミュニケーション能力)がある人間。交流には、勇気要ると、最初から苦手意識を醸し出す人間は日本に多くいる。特に初対面は緊張する。グレード5まで極めた人間が、これからわんさか出てくる。そういう現象を引き寄せる狙いが、母にはあったことが僕には分かるのだ。☆母の家の自販機☆