エメラルド・ウーマン81

 

化粧道具を全部持って、お泊りにいくときに持っていたいバニティバッグが流行の先端を切って、容子もひつじのショーンしまむらで手に入れて部屋に飾っている。メルカリでこれも売るつもりでいるのに、なかなか先へ進まないのも年末の掃除を怠っていたからです。抜本的に進めないと、あぶはち取らずどころか、五足のわらじが、迷子になる。右足と左足があり、合計、10個の靴が散らかって部屋に散乱している状態と獲ってください。先人たちはやはり、素晴らしいですよね。日本を創出し、しかも草創期にあった方々です。歳の終わりには何をしてないといけないか?整理整頓や掃除に着手をしていなかった、容子のような、はぐれ者が、新年そうそう粗相を犯す。日頃の心がけがどんなに大事か、身に沁みて、みずからの未熟さと愚かさに、実は震撼を越えた、忸怩たる思いが襲い掛かって、それに水没していたという顛末で、迎春を迎えた容子の課題は、時間配分であることは明白になった。どうすれば気持ちいい朝を迎えることが可能なのか・・・今は、起きたとき、容子の頭に襲ってくるのは、もう、朝なのか・・・っていう戦慄です。時間の推移がハヤすぎて、このぶんだと、70歳に到達するのは時間の問題。そしてさらに、頭を痛めて悩んでいるのは老けて見られている現実です。昨夜、店で、78歳にミられてショック・・・言葉も出なかった。白髪は12歳は人の年齢を進めてしまうという現実に打ちのめされていたようです。