ブラックオニキス・マン170

 

 

また今年の12月も息子たちが母を囲んで・・・そういう忘年会みたいな行事は難しくなっている。一番上の兄だ。あれからどうしているか?家賃のことで窮地に追い込まれているさ中、一番心配な兄のことを度外視して進むことは不可能だ。それと母がバイト中心に物事を考えるようになっている。まず、返済がアタマを駆け巡っている。その慰労会を兼ねた食事会もかなり難しい状況下になるだろう。兄が平穏無事になれるまでは母の心中はいかばかりか・・・そこを想像すると自分だけがのうのうと?ってところまで、僕の考えは及びそうになるが、しかし、僕もいっぱいいっぱいだ。決して兄のことを案ずる環境にない。いっぺんで、世の中の厳しさを感じるようになっている。ほぼ全商品の価格が上がり、以前のような感覚では家計簿を見れなくなっている。まるで、囚えられた守銭奴のように身構える自分をもうひとりの自分が傍から見つめている。コロナを発端として世界は未だに沈黙している。ましてや、それに加えて、原材料の高騰、ガソリンの高さだ。それがこのまま僕たちの生活を脅かしていくのなら、逆に、心の余裕をどこかに持っていたいな・・ってそこを思っている。やばくね?に替わるような言葉の発掘だ。四音でくね?で収まるのがもっとも適宜だ。やすくね??安いということに一辺倒になって今ある。このやすさが基本にあって、今の僕らを支える四音になっていく。ヤスクネ?とあたりを付ける。ヤスくね?!今朝はこの辺でピリオドを打っておこう。