今朝の容子は真正面から借金問題と対峙していて、ようやく大きな山場を迎えて、顔はきりっと引き締まっています。裁判になれば、家族も違うでしょう。もっと真剣にその問題と向き合うことが現実可能になっていい方にあたしは見ています。こうなることは想定済み。ずっと見守って来てようやく決定に至った法的手続き実施決定のお知らせを受けて、この一年・・・何も弁護士が仕事をしていなかったことも浮き彫りになって逆に良かったと私は捉えています。あ…一社だけ和解成立でそれがポケットカードのようです。世の中はすべて☆カネ☆です。弁護士料の積み立てが無理・・・と踏んだ法律事務所の判断は正しかったと私は冷静に分析しています。この件が明るみに出たことで、容子はこれまでよりもっと真剣に、バイトに取り組む姿勢を堅くしていく。まず、人様のことより、問題は自分に山積して余りあるというリアルです。身体や精神を壊すことなど、まず、ありえません。これまで、どんな困難にも立ち向かって来たあの子・・・むしろ、同じ難題を抱えている人々と情報を共有しながら一歩一歩前へ進んでいく勇姿が私の眼には浮かびます。生涯、この文書が届いた日を忘れないでいて欲しい。せっかく頂いている年金はおろか・・・家を差し押さえられる怖れもあるのです。呑気に構えている場合ではない。しかし物書きですからそういうときこその筆致です。みんなが驚くような名案が浮かぶかもしれない。今はそこに期待するしかないのです。金銭的なことは金銭だけが解決すると私は思わない方です。返済に向けての真摯な気持ちがある限り、救われていく。信じていて損なことはありません。
