デニム・ブルーママン16の10

 とてもリーズナブルな暫定方法がわかってきて説明を加えていたいな・・・って私は、今朝は、自分の夫とは反比例の位置にあった無頼派について、みんなと考察を深めたいと思うのです。無頼派の真髄をみんなはまだ、的確には理解をしてないな・・を禁じ得ない。なぜなら、無頼派を体現出来ている人物自体、日本では少ない。私の夫のタイプとは正反対で、説明もし易いのでここで論点を正しておきましょう。例えばしつこいのは無頼派ではない。しつこく、同じことを何回も言うのはあたしの夫でした。注意喚起はもの凄い。しかし無頼派は自分に自信がある分、人には多くを語らない。自分が話すことで人々が自分を知り切ってしまうことを恐れるっていうより、そうならないために配備します。男の中の男でリーダー気質も持っている男性はこのタイプに属します。自信はあってもおくびにも出さない。しかしその自信も今は証明が難しいくらい世の中がすっかり混乱し、座標軸自体変わってしまい、皆が、心呆然としているさ中、本当のリーダーっていうのはどういう者なのか、どの位置にあればいいのか?を話すのも女性と男性の気質の差異をしっかり把握出来ているのが、まず無頼派の原点ですね。多くを語らなくともみんながついて来るとすれば、無頼派タイプのリーダーと言えるでしょう。どんなに世界は傾いても、暗黒が近まってはいても、無頼派の人気は衰えない。もともと他者をあてにしてないからです。自分のペン一本で世の中でしのぎを削っていけるタイプの書き手を想像しましょう。私の夫、そして、容子の父親の反対側に付けている男性。そして女性。味方なんか実は必要ない。でも必要あるふりをしている。世の中の決め事の中に収まっていることもひとつのスタイル重視だからです。