ルビー・ウーマン1101

 マグノリアの花たちは自分がまだ鑑賞してない映画だったので本当にスプラッシュ・・・あんなに仲の良い母と娘を見てあたしも自分の娘が幼かった頃を中学生の頃を思い出していたのです。今娘があたしに見せている素質はまったく違うもので良い面がどこかに隠れてしまっているけど、親御さんたちの中で娘で苦労している人々に是非見て欲しい映画になって驚いています。こんな映画があったんだ・・って。ジュリア・ロバーツの演じ方も自然でしかもサム・シェパードも出ていてすっかり魅了されてしまい、また、再放送があったら鑑賞したい自分がいます。持病があって妊娠して子供を産む方は命がけ。しかも重い病です。彼女の人生は短かったけど周囲の母親の親友たちのおかげで、全く、寂しい死ではなく、あれだけの女優陣を揃えての映画であってもしっかり核心を捉えていた点で賞賛に値します。子供の今の様子だけで、物事を決めては仕損じる。過去に遡るのです。この頃は概ね順調だったね?でもそのあとに何が起こったの?突き止める手法ではなく相手をリラックスさせながら心情を吐露させるのです。あなただけが悪いわけじゃない・・・きっとお母さんも悪かった。それはあなたが言わないだけで、ちゃんと神様は見ている。私はすっかりシャーリー・マクレーンばりのおばあさんになってしまいました。意地悪な、元市長夫人を演じていてまさに破格の天才の演技。でも心の中は童女のように純粋なんです。友達を持つことがどんなに苦境を救うか?そして正直な吐露です。苦しみを隠してオブラートするのではなく少しずつみんなに話していくのです。どっちかというと、私はすべてを悲観的に捉えやすい性向で、肝っ玉が小さいからそうなる。これから、人生を、有意義に子供と過ごして行きたい人々は全員見て参考になさってください。きっと眼から鱗の映画になります。亡くなったらもう一緒には過ごせないんです。