私が口を酸っぱくして、容子に私の生まれた家のことを将来書いて欲しいってお願いした約束を充分に果たしてくれて容子にお金を投資した意味が生きている。こんなにうれしい朝はありません。しかもこのコーナーが金曜日に来週からなって、容子が新しい一歩をセブンイレブンで踏み出す・・・こんなに嬉しいチャンスをくださったセブンイレブンを容子は生涯忘れないでしょう。確かに来月は胃がんの検診に行くと決めた容子でしたが、行けないことが判明する・・・一年前の大腸がんの検査でお世話になった日見の橘ベイクリニックで・・・と計画していたのですが、胃がん検診の場合前の日の夜九時以降は食べることは厳禁だった・・と思う。それを想像してこれは無理があるな・・・って私には暗雲が立ち込める。なぜなら、レストランでの食事で、自分の食べ残しを娘が強引に容子に食べさせるからです。こっそり胃ガンの検診に行くことはきっとスムーズには行かないでしょう。しかしそこまで気に病むことはないと私は明るい方へ物事を捉えて行きます。週に一回でも母親が働くことで、35歳の娘に悔悛の秘跡が生まれないか?を一縷の望みとして母である容子は願いを込めているのです。私は黄泉の国へ行きましたが心は容子の心に居候をさせてもらっています。歯止めの効かないこの親子を見守ることしか出来ませんが、クライアントとして私は容子を見据えることが可能です。金銭的に未熟な容子をこれからも締めていくのは私だと自負しています。