イエローダイヤ・マン1496

 僕に朝っぱらから啓示がある。岸田総理が総理の在任中にビンゴ出さないと僕の出世は皆無になるというもので、まじで焦る。昨日から一睡もしていない。腕輪をメルカリのお客様に入れ忘れて探しまくって朝の五時になっていた。明るくなってきているのに寝るわけにも行かず、僕は出品物がどこにあるかをひとつひとつ点検していたのだ。ノートにひとつずつメモした方がいいかもって気付きがある。いつ出品したとかも大事だが、あまりに綿密になるとこうして眠れなくなるたちだ。意外に責任感は強い方かもしれない。その方がむちゃくちゃいい人で、やんわり質問してきたから良かった。僕は自分がミスをするなど考え辛くて暫くは相手が言っていることは勘違いだと思っていたが、取引中の画面を開けて見て品物はひとつ欠けていたことを知る・・・なんていう記憶障害だろう。完璧どころか欠損していたのだ。こんなことは一週間前にも起こっていた。そのときはボディタオルを入れ忘れていた。家族が、残念・・・っていう評価があるじゃんって言うので、もしかしたらその時の分かもしれず申し訳なく思った。まだ、その欄すら僕は自分で開けることは出来ない。運良くメール機能が生きていたので詫びることが出来たけど、これじゃあ、相手に失礼でしかない。お先真っ暗だ。僕はまずミスを無くすことが先だと思い知った。ノートにひとつひとつの商品を記すこと、売れたら評価まで追い終了させる。商品が部屋のどこにあるか?それが今までの難関だった。戦略云々は出来る人たちのバリアだろう。ケサカンは借款だ。日本のウクライナ支援は僕を高揚させる。もっとずっとウクライナを支えたい。しかもコメンテイターの宮家さんは必ず、黄色と青のハンカチーフを胸に入れてテレビ出演している。僕の兄になって欲しいくらい大好きになっている。