イエローダイヤ・マン1480

 僕は自著よみびとしらすを思い切って明日から下げることにした。今メルカリで980円で出しているがもっと多くの人々の手に渡るには?を一晩中考えて値を下げる決心をした。商売人の勘が家族によって導かれたといってもいい。ちょうど昨夕が時津文化公園という場所に行き、帰り、チトセピアの前を通る。ひょいと左を見ると酒屋さんがあり、試し飲みがOKとある。家族が買わなくてもいいのかな?試し飲みだけでもOKなの?と僕に尋ねてくる。僕は給料が出たら買うでもいいんじゃない?って答えたが、そのとき、あああ~って覚醒する。まだ、誰も僕の著書を読んでないっていうリアルだ。それなら安くして皆に読んでもらう方が先なのでは?って。この気持ちに気がついた。誰もまだ読んでもいないのに薦めようなんて身の程知らず。以前アマゾンはずっとよみびとしらすを紹介してくれて、短歌をいつでも閲覧出来るようにしてくれていた。その期間が相当にあったことで僕は皆が見ている、知っているって思い込んでいた節がある。そこで僕のさらなる怖い体験も話しとこう。昨夕行ったその公園で怖いすべり台があって、それに挑戦して欲しいって言われて僕が最後まで徹底的に抗戦して断ったという滑り台だ。最初は鉄棒にぶら下がるみたいで、滑り始めは直角で僕はそれを見て下を見て、出来ない・・・を訴えた。抗(あらが)うとは正にこのことだろう。家族が訝る。体育は万能っていつも言ってたけどあれは吹聴なのね?って。くやしいけど僕は吹聴だった・・・を認めて降参した。体育が万能っていうのはこのすべり台を見てから言って欲しいが僕にはある。ケサカンが吹聴だ。しっかり身に沁みた・・・。体験がものを言う場面だろう。