ルビー・ウーマン1013

 やっと仮眠から眼が覚めてしたためています。夜中のホラー、チャペルウェイトの鑑賞が余りに衝撃的だったゆえ、まだあの映画の主旨についてを考える自分。今回はしかも、ゴシックホラーという、初の触れ込みで、茶の間に来たことも、興奮の要素を強めている。ゴシックというからには、これまでとは様相を異にしている。従兄弟の棲んでいた屋敷と材木会社を相続した主人公は、かねてより、海で暮らしながら妻と一緒に子供たちを育てていたけど、陸(おか)に揚がる。妻はそうするよう、遺言を遺して亡くなってしまう。第2回は来年に放映ですが、作家として、この家を描くことを決めて家庭教師として、同じ屋敷に棲む若い女性に好感が、持てる。最初は余りに貪欲では?と思える作法に見えましたが、真剣に作家の仕事に挑む姿に段々、揺さぶられていく。子供たちも、この女性にじわじわと感化を受けていく。初めての感情があたしに芽生えている。スティーブン・キングの深い洞察にすっかりハマってしまうのです。f:id:hn0709:20211223071138j:plain