デニム・ブルーママン12の3

 好きな男子が現れて来れば、まず、台頭するのは、相手の気持ちについて…。失恋だって立ちはだかるに違いない。甘くて切ないその極みまで行ってしまうより、まずは、自分のことを、どう思っているのか?それを知ろうと普通は掛かる。しかし、それを知るまでの曖昧さや、時間の進捗を待ちきれない現実が容子を網羅していく。せっかちさは行動力になっていく。私はいずれそうなるだろうと見守っていたのです。相手に自分の気持ちを告白する。それ以外の方法は見当たらなかった…私は相手の家のポストにそッと手紙を入れて帰って来る?って想像していましたが、なんと、手渡しで相対するやり方を計画していたのです。女子にしては…と驚かされる。手紙の内容までは分かりません。1968年2月のバレンタインデーの10日前。f:id:hn0709:20211119113236j:plain手回しが良過ぎる告白だったのです。