デニム・ブルー・サファイアママン9の3

小さいときから、6歳くらいまで沢山息を吸い込むと大隔膜が痛いときが容子にはあったと言います。息をしないで、暫くじっとすると、自然に痛みは引くけど、それは突然やってくるので怖かったようです。しかし、新一年生になろうとする頃は、それも回数は段々減っていく。もうひとつ、生涯付き合うことになる、顎関節の噛み合わせの不具合で、容子は常に耳をカチカチ鳴らすことが出来る。あくまでも自分にしか聞こえない。これも、全く原因はわからないものの、マグノリアという映画を観て、自分だけではないことが分かる。同時に頭がスッキリなった容子です。