たった12年の教員生活しか、経験がない私でも、理解が可能だったのは、生徒にはおおまかに分けて二つに分類されるとの観点です。ロコちゃんは、安全第一の、知識ルール型。対して容子は冒険型。感応気分型と呼称しておきます。容子は正反対の、ロコちゃんの家を訪問のとき、夫からお土産のお菓子を持たされ、かなり緊張してロコちゃんの家の玄関の前に立ちます。家柄がいいだけに、玄関までは階段を相当登りさらに、緊張は加速したと思う。なんで、この前置きをするか?と云うと、猫を被ることも、課題に上がるくらい、二人は掛け離れていた…という含みです。学ぶ点があり過ぎてあの子の頭の中は混乱が予想された。誰もがそつなく、挨拶出来るか?を心配したのです。