エメラルド・ウーマン☆プロローグより☆

 私は不細工に生まれ、ただただ美しい女性に憧れを抱いた。小さいときからそこが自分の特徴だったことは顕著だ。しかし・・・ある日、救われる思いで心が充満する。美しいバラには刺があるというのだ。一体なんのことだろう?って訝しくも思う。興味が沸々と湧いてくる。美しいものにまさかの難点が?それが本当なら自分にもきっと冴え渡る道が存在するのかも?きっとそれが本当なら自分のような顔の冴えない人間にも何か得体の知れない快挙が?・・・プロローグを書きながら思う。全世界のブスとブ男に私の物語を捧げたい。