イエローダイヤ・マン1263

 朝の執筆開始を少し早くした。中々冬は寒くて出来ないのだが、夏に近くなるにつれ、僕は早める。このコテージに冷暖房がないからだ。今年は冷房は使うまい!!と自分の和室も使用不可を打ち出す。しかも毎日食事にいく習慣は最初こそ金が減る・・・と億劫だったもののもしも・・・って考えたら一日中家の中。それはとても耐えられないことで一日一回、食事にいくこと、コンビニに行くことは結構リーゾナブルな生活仕様なことを再発見する。昨日、実は、怖い映画を見たのだ。1999年制作の、ソフィア・コッポラ監督のデビュー作。しかも五人もいた美しい姉妹たちが自殺してしまう映画。このショックはなんだろう。少年たちはみんなが少女達に憧れて家に招かれていたのに事件がきっかけとなって最初にひとりが亡くなる。そのあと四人とも・・・。この映画の母親役のキャスリン・ターナーが見事に演じていたのが強い母親だ。レコードに罪を着せて全部を娘に燃やさせる。凄い剣幕だ。娘達は外と遮断された生活で唯一の楽しみがあってそれが通販カタログや旅行のシミュレーションだった。どこぞの寺院の苔蒸す庭を箒で掃く様子。風情があるなあって思ってたら日本だ。コッポラ監督の題名は、ヴァージン・スーサイスという映画だ。まるで今に通じる不気味さがある。コロナ禍で外と遮断されたこういう家庭が増えている気がしてならない。