イエローダイヤ・マン1262

 僕も悠長に構えていたものが最近は少しナーバスになっている。三十代男性がやっとのことで病院に入ることができたと安心し、その方の様子を訊こうとお母さんに電話したら亡くなっておられた・・・という話。昨夜のテレビで見て若い者の重症化が余りに深刻で変異株の恐ろしさが竜巻のように心に起る。政府はみんな一丸となって変異株が広がらないよう寝る間もなく、おのおの奔走している姿だろう。こんなとき、自分がオリンピックはしない方がいい!!って勝手に言ってたことが悔やまれる。開催することが無理だ・・・って政府が判断するだろうし、ぎりぎり開催は出来る・・・って今のところは判断しているのだろう。僕は無責任主義だったこれまでを悔いる。自分のことだけでも満足に出来てない僕がそのたびに様々な意見をこれまで話していたことも恥ずかしい。コロナにそこまで左右されない競技もあるだろうし、無観客でも成立する競技はある。生涯記念に残る試合を見ることが出来る!!それを思うと、出来る限りやって欲しい気持ちもある。確かに病院など従事している人々や患者さんを見ると、オリンピックへの気持ちも失せる。選手のみんなの戸惑いや憔悴も分かる。でも、ここまで準備してきてそれをいきなり、パーにしてしまうこと・・・大会関係者だけではない、もったいない気持ちも充分に分かる。世界中の人々はそれどころではないのは十分承知。かといって政府の人々のこれまでの努力もないがしろにしたくはない。僕は今まで、相当に自分勝手だった。でもこれからは何か自分にも出来ないか?手探りでもいい。模索していく所存でいる。