デニム・ブルー・サファイアママン5の14

 政府が出した経済白書の中の言葉・・・もはや戦後ではない。この十文字に込められた日本の希望が手に取るように理解出来る。みんながもがいて手にした戦後だったこと・・・私に落ち度があったのなら、それは旧来のものを全部忌み嫌っていたことでしょう。ネット右翼という人々から見るとそれはないぞ?っていう落ち度でしょうか?それともネット左翼から見たらそれでもいいのでは?ってお墨付き?自分でもこの日本という国が分からなかった。そして他の人たちだって手探りだったとそこは言えます。なんとかその日の飯を確保することで奔走し、棲むところさえ、見つからず右往左往して・・・しかしどうにかこうにか立ち直っていったこの歳月を思うと、なんていう強い人間性を出し尽くした民族なんだろう・・・・て驚愕してしまいます。東京の焼け野原の映像がNHKには残っています。それを見て涙が出てこない人はいない。個々にあったのです。人間にとってもっとも大事なものは何だろうっていう問い掛けです。戦争はどちらの国も傷を負う。そして弱いものから餌食になっていく・・・こういう節操のないことを絶対に阻止していかないといけない。しかし私は海軍大佐の娘です。それがまっとうに言えないのです。なぜ??そんなことはないだろ?って皆が言うかもしれない。海軍の美風は微風にはなっていましたが家族の中にしたたかにも残っていた・・・父への愛かもしれません。