イエローダイヤ・マン1234

 今朝、僕は又とは見れない映画を観賞し、今、胸が一杯の状況だ。あの戦争映画、ザ・パシフィックのときとは全く違う戦争観で充満したのに・・・。なぜだろう。今朝の映画の題名が、永遠の僕たち・・・ひろしを演じた加瀬亮がとてもいい。戦争で亡くなっていった少尉を演じている。この物語自体、霊ととても縁が深くて、ヘンリー・ホッパー演じるアメリカ人の青年は彼女がもうすぐ病で亡くなってしまう。その時を迎えるときの為に加瀬演じる青年が導き役として選任されて迎えにくる。なんていう切ない美しい設定だろう。最後に彼女が欲しがっていたミニ色つき鉄筋をプレゼントするくだり・・・音と言葉を最大限に使って魂の交差を観客に届けてくれる。僕は自分でもわかってきた。戦争映画を一本見て嫌だな・・・って決めてしまうのではなく、沢山の捉え方が存在するという証明。この映画で主人公を演じた青年、ヘンリー・ホッパーこそはデニス・ホッパーの息子さん・・・やはり血は争えないと思う。彼女を演じた女優も素晴らしかった。僕は日米はこんな風に展開出来ればな?ってこれからを思う。誰もが特攻で死んでいった若者のことを理解が出来る。お国の為に・・・って万歳して果てろ!!って上官は言ってのけたという。日本ってそういうお国柄なんだ・・・はまだまだ続行。覚悟はしていていい。しかしこの映画のお陰で、黄泉の国のことや、人を愛するということが少しつ”つ分ってきた。