デニム・ブルー・サファイアママン2の13

 家の中でも同位と思った。お互いがわかってない。陸軍と海軍みたいにならないためにも私が主導権をもつ。しかしそれを相手に言わず、主導権を我がものとすることが必須だったのです。しかし周囲を見てもわかるのは女性は強くなったな・・っていう実感、驚き。姉も割と自由にものの言える相手と結婚したことでそこは和気あいあいだったようです。私も以前から知っている旧知の仲。一緒に育ったようなものでした。佐世保の旧家でもそうやって時代の新しい波がところ構わず起こって、みんなが女性に注目する。頼もしく拝見する。私は親友たちが早くから英才教育を前面に出していたことで影響を受ける。刺激を隠せない。洗礼を受けたように鑑みるのです。夫にも少し話すと、そこまで考える必要はないさ・・って弱腰です。しかし競争は開始していると私は即座に発奮する。幼い時に頭に蓄えたものには特別の効能が潜在する。このことは直感としてあった。皆が皆、のんべんだらりと生きていたなら日本の復興すらなかったでしょう。お金がなくとも勉学は可能!!強い闘争心はどこから生まれる?ライバルを蹴落とす為に、ライオンは子供を谷底に突き落とす?夫は優しすぎて頼りにならない。この家では私がすべてを決めていく総帥。それを決めて私が子供を見つめると容子は微笑むのです。