ルビー・ウーマン766

 あたしはおとつい、この映画を見て感動で涙が止まらなかった。どん底で生きてきた彼女が、法廷で恋人にはっきり言われてしまう。完全に彼女のことをまだ、フッ切れないのも彼女は本当に同性に好意を抱いていた。”モンスター”という映画ですが、シャーリーズ・セロンさんの汚れ役。体当たりの演技。眉毛も剃っての力投です。やばくね?っていう位の凄味があって賞を獲ったの?とか、全くあたしの頭には浮かばず、ただただ、この映画に没頭。こういうあたしは珍しいです。自分がヤンキーな心を包括だから、彼女の思いがじんじん伝わってくる。底辺で生きてきた女の性〔さが〕が隈なく理解出来る。しかしどこかに将来を与えて欲しかったな・・・って思う。真険に彼女のことが好きでその為に、アパート何度も替わったからです。仕事も懸命に探す。この時の態度も結構悪くて、いく処先々で問題起こし、面接の相手に悪態をさらけ出す。結局、男を拾って、お金を得ることしか、道はなく、年下の彼女を支え切れなくなって、殺しも常套手段になっていく過程。セロンさんも好演したけど、恋人役を演じた彼女も素晴らしい。クリスティーナ・リッチ。いいなあ。名前にリッチがあるなんて・・・今日はもう一回、ギルバート・グレイプを鑑賞し、いい言葉を拾いたい。何回見ても発見があればそれは、すかさず、いい映画でしょう。