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 ジェネレーションに母はここまで拘っているのか・・・って僕なりにそこを理解しはじめた。僕は二十代を標榜しているらしい。三十代はyd〔イエローダイヤ・マン〕で四十代は?ずっと調べていくと厳密に知りたくなる。このはっきりさせたい性格が僕の場合は顕著だ。四十代はあとに回して恐らく五十代が以前ならスノーサファイアだった。こういう振り分け自体が今後興味深い。なぜならそれぞれの宝石が宛がわれている。二十代として僕と被る女性が現れた。デニムブルー・サファイアママンが始まったからだ。僕達の祖父母の出会いから開始だが、実は余り交流がなかった。僕から見ると、祖父〔母方〕はしょっちゅううちに来ていたから、沢山話は出来たけど、祖母〔母方〕とは話したことがほぼなかった。僕達がここへ引っ越してきてすぐ、足を悪くして、自由に街を散歩することが、かなわない状態になった。しかしもっともっと交流したかった。そこを母は自由にはさせてはくれなかった。僕達がもっと意見を言って祖母の家に行きたい!!って言えば良かったのだろうが、母は執筆ばかりに時間を費やし僕達のことは二の次のように見えていた。子供は親の姿を見てある程度のことを予測する。そこに遠慮も生まれる。ここは母親を充分に立てた僕達だろう。