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 あたしは凄い娘を持ったんだ・・・っていう感動に包まれる。この闘病の中、明日から仕事に行きます!!ってある。まだ、直にはラインが開けられず数日経って次女から許しが得られ内容を知る。そのライン読んで驚く。今が一番きついはず・・・抗がん剤の投与でどれだけ大変なのかって。それなのに強がり言っている。まだ、死ぬのは早過ぎる、でも本当に幸せだから、いつ死んでももう悔いはないって。そんなことは言わないで?!ってあたしは涙にくれる。親よりも速くにこんな病になって済まないね?って。あたしはなんて宇宙パワフルな娘を持ったんだろう!!って。部屋の中に缶詰めになって、それでも、コロナごときで、そこからなぜ、脱出出来ないんだろう?って。長女のように強くなりたいってまず思う。でも次女も意味深なことを零して来る。頭の良さは刑事コロンボ以上。ライン解除したのはお母さんに近付きたいからよ。決してあたしを許してくれた訳じゃない。じゃあ、どうすれば気モチは収まるの?ってあたしから次女に尋ねる。あたしに直でラインが来たら信じる!!って。なんか複雑怪奇っていうか世紀末思想だなって残念に思う。しかしそこで又次女は説明を加えて来る。お母さんはそれだけ、どの子供にとっても人気なのよ、ばあやって呼ばれてもカワイイが一番ある。これ男の兄弟たちにも言えるからね~~