ss342

 僕が昨日ほど嬉しかったことはない。何しろ大阪大学での研究成果がこの十二月にも出て、何十万人ものワクチンが出来る可能性が出て来たという。即時興奮する。僕は偉人の伝記なら全部読んでしまった。もっとも好きなのはシュバイツアー博士。彼のような人物になると格が違うしオーラも言える。らふな感じで僕たち凡人にじんじん迫ってくる。この爽やかさこそが天才の器用さだろう。趣味を一杯持つということは意味がない。多芸が無芸って冷やかな視線にさらされるのは、けつの穴が塞がっている日本だけ。趣味は広い方がいいし、みんなとそれだけ共通項がある証明。僕は自分には自転車と日曜大工の趣味しかないことが寂しい。もしも僕にホワイトペーパーがあったなら?毎日劇画を見るだろう。その真骨頂を分かっている積りだ。ジャングル大帝リボンの騎士がどんなに僕と遊んでくれただろう。この精神的遊戯を大人は全く分かってないとまで僕は言わない。まんがを読んで心酔している大人・・・これからも絶対視数で増えていく。そのことが僕の将来をつとに明るくする。姉は自分の主義に命名したようだ。ちゃらんぽらん主義だ。ちゃんぽんという字がどういう訳が混在でこれを決めた以上、姉のサクセスは不動だろう。今朝になってやっと気が付いた模様だ。しかも・・・ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷらんらんらんっていうあのランランがどういう訳か入っている。