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 嬉しいことも一杯あって辛いことも同じような比重である。いいことも悪いことも一緒くたに受け容れてスムーズに稼働していかせるのも人生でのペイだろう。どちらも同じ自分が対処するし、そこで他人がすり替わって何かしてあげることは大凡、不可能だ。しかしコンビニではどうだろう。自分がどうしても休みたい時、替わりの要員は自分みすから探してくるというのは鉄則のようで、簡単に今日から休みますなんて本来は通らない。みんながそういう働き方をすれば根本が狂って来る。それはコンビニに関わらず全職に共通して言える働き方の概念であると俺は思う。誰もが規範を重んじそしてマニュアルを守る。法令順守も同じことだ。そこがないと根本のリズム自体が狂って来る。誰か他の要員をみずからが探して初めて休みが採れる。そこを思うとどんなに時間と回すタイマーが貴重なのか目に見えて分かって来る。時間保障だ。その時間をそつなく働いてくれる要員。その一点を見定めればコンビニの未来はいきなり明るくなる。ファミマならファミマで働いた経験者はすでにコンビニ検定資格準一級は持っているだろうし、ローソンだってセブンだって同位だろう。その店で働いてある程度の仕事をこなして来た経歴は重視していきたい。その経験を決して粗末にしないコンビニならこれから活路はある。別にしゃかりきにならずとも人間尊重域での発奮に値する。