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 自分は全く店に出て働かないのに、儲かってます、経営者です!!っていうコンビニオーナーをいるのなら拝んでみたい。なぜ、そういった興味に駆られるのか?っていうとそういう絶景を見たことがないからだ。たまに、しかし、いるかもな?っていうのはある。そのローソンは僕が見ても二店舗経営で最初から鼻息が荒かった。発声に力を入れている。まずはすべてが、いらっしゃいませ!!そこから始まると僕は教えられる。ドアが開いて顧客の顔が半分入った時、発声するのが最もいいと仕込まれる。俺も暫く勤務していたからその気合はじんじん伝わって生きる希望のようなものも湧いてきたから不思議だ。俺が辞めるとき、オーナーはもったいないことをしなさんな!!っていう言葉を掛けて来て引き止める。これからコンビニは昇り竜のように隆盛していくのに・・・。いちかばちか、オーナーの言葉に従ってみるべき?とも思うが、俺はやんわり辞退して最後の給料袋を受け取り家に戻った。銀フリの手続きもまだだった。しかしながら俺はローソンっていう店を経営している彼が、俺の人生の生活力や暮らしまで範疇に入れながら引き止めてくれたこと...。ずっと将来までを男は見つめないとこの先、何をやっても続かないと思う・・・って言われたことが気に掛かっていた。そしてなんと文芸春秋を毎月読むことを勧められる。今思えばシニア文学青年だったあのオーナー、現在の動静が気に掛かる。