僕の親友がファミリーマートでせっかくバイト開始したもののほぼ実動五日間で辞めてしまう。しかし正社員受けて合格したことを聞き、それはそれでおめでとう！！は忘れなかった・・・。親友がしかし口にしたのは意外な言葉だった。煙草休憩が全くなかったんだよね？って。僕も煙草を吸うからその辺の葛藤は理解出来る。今は全面禁煙主義で、お客様の為に表に灰皿ポールは用意してあってもコンビニスタッフや飲食店スタッフの為の喫煙コーナーは確保されてない。もしも煙草休憩が用意なら彼も考えたのだという。それは・・・合格した会社が第三希望の会社だったこともあって、もしも喫煙が可能ならまだ、そこでバイトしながら希望するいいとこを狙いたかったを話すのだ。僕は彼の気持ちがよく分かる。僕の会社もどんどん忍び寄ってくるのが全体禁煙の噂。もう煙草タイムなんて悠長なことは言ってられないのか？って仲間うちでも結構煙派は多くて結束しながら御社の先を予想する。コンビニには監視カメラが見えない死角があってそれは揚げものする場所。そこではしょっちゅうドリンクは飲める。その五日間はとうとう毎日五時間ぶっ通しでドリンクも飲まないっていう働き方だったという。僕はしみじみと哀れに思う。彼が欲したのは煙でドリンクではなかったからだ。
