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 姉も躍起になって融合を鑑みているのだろう。僕のスノーサファイア、そして日曜日のアクアマリンの融合合体はそう難しく考えなくてもいいのにな?って。軽くそう踏まえる僕の認識とは別に、姉は作家として特別な眼力で両者合併を考えているのでは?そこが匂う。強烈に臭う。作家はどんな生き方をしても根本は変わらない。なぜか?っというと生まれてきた時の概念がそれぞれ個をショルダーして久しい。あなたが持つバッグはこれなのよ?っていう提示的な宿命路線だろう。だから姉には専業主婦掘り起こし作戦と、ニート神出鬼没作戦がレールとして二本があったのだろう。この前のイートインのイに替わるカタカナを色々出して新語を創出するあの作戦を思い出そう。すでにルートインホテルも存在するし、マートインだって健在だ。その枠組みで、ソートインというのがまだ、出ていない。きっと姉はソートインに日本人を引率しようとしている。アクアマリンはその序盤で効率良く大衆を引率する役目を果たすのだろう。思索や思想に於いて日本は未熟で後手後手だった。だから政治も行き詰まって、財政も貧しさを極める。十年後を考えて行動する伴侶に僕は密かに憧れを抱く。それがもしかしたら姉の伴侶の他よりも優れている一点だろう。百年後ではない。あくまでも十年後の日本だ。〔sortが架かる〕