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 システム構築の段階で重要なのはこうありたい!!の列挙ではない。むしろ逆でこういう案件には持っていけない。駄目なことを、してはならないことの列挙から開始が分かり易い。経済を語る時に富裕層に近ければ近い程に、貧者の痛みなんか分からないって思ってはいけない。そこは早計。富裕層のどの地点かで別れる。貧者にも目を向けて行きたい自分の存在に覚醒するかしないのか?この分かれ目にはきちんと山道にある立札みたいに両方自由にいっていいのすこぶる簡単な道しるべ、道標があることをご存じだろうか。金持ちを敵には出来ない。富裕層でもちゃんと地球の未来まで考え及べている層が確固としてあることは励みになる。疎んじてはいまいか?僕らの反省材料でもある。金持ちが貧者に対して起こすのは嫌悪と悪寒しかない。そう僕も捉えていた時期はある。全財産を無くして本当にホームレス状態になった時だが、逆も言える。裸になって初めて人間本来の力が出てくること、ここは忽せに出来ない。例えば想像してごらん。ゴミステーションに誤って自分のスマートフォンを落としてしまう・・・。柵も高くてそう簡単に入れない。しかし鉄棒の部分を腹に充ててやっぱりカラダを頭から沈めて手を伸ばすだろう?なぜ、そこで馬鹿力が出ていたの?スマホが貴重品だからだ。ゴミの中に埋もれた自分のすまほを右手を最大限活かして奥から獲る。そこで思わなかった?普段封じ込めた自分の隠された馬力の存在だ。そこを各人が出さないことには日本経済の好転はスタートをみない。