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 掃除機の何がもっとも腰を痛めるかというとそのものの重さ以外に重要な一点も挙がる。それは直す時に、段ボールの箱に直すことで持ちあげないと収納出来ない。そこが腰を痛める原因になる。それがもしも片隅に持って行きそのままの状態で置けるのなら持ち上げはない。これは他の方面でも活かせるな?って里子は発奮します。持ち上げることのリスクが人生の六十代前半まで気が付かない。それは言い換えれば、それだけ楽チンな人生を送って来た証明なんだな?を思う場面。カフェに憧れて、四日間勤務して痛めた腰の実情も浮かび上がります。初で使った食器洗い機。洗う為にそれを下げるのに相当の力が必要で洗浄が終わると上げる作業。この連続操作を甘く捉えていた節・・・。なんでそれ位でダウンしてしまうの?憧れだったカフェに勤務したのにここで倒れる訳には行かない。まだ、身体がそれに慣れてないだけ!!って自分に喝を入れるものの終いには床に座り込む・・・。私は最初にその原因をシューズにあるって早速、ABCマートを訪ねるとなんと以前自分がそのバイト受けたことをスタッフが私に話して来る。お互いに開襟を開いて仲良く話し込んでいい靴を選んでもらって今度は僕がコーヒー飲みに行きますよ?っていうところまで会話弾むのに、里子の気持ちには彼が自分と同じ店を受けて合格しても行かなかった・・・っていう旨にヒントを貰うのです。早朝の時間帯だったこと以外、若者特有の触覚が働いたのでは?しかもその時に彼が選んでくれた靴を履いて、今日はマネージャーの紹介する人物に会いにスタバに行くのです。