bo18

 僕もかなりのシェアでファッションを思って来た人間として普段気に入った幾つかのバージョンを連続で着ることはかなりある。それは言葉と同じで出番の多い言葉すなわち、ファッションパターンだと捉えていい。なぜならひとはそんなに沢山の常套語を自分の中に包括はしてないだろう。幾つかのパターンがあって、その中で異変が生じることがある。流行語が出て来た時、それと自分がコレダ!!と感動したり興味のルツボに誘い込まれた語彙などが挙がる。積極性がその言葉に関して出て来る。帯びてくるのは対外力だ。みんながその言い方いいね!?っていうような反応はすぐさま感知出来るし、逆にその言葉がその場で没になることさえある。雰囲気や空気を読むことにたける人間だけが知りうるゾーンだろう。僕はファッションをないがしろにしている人間に成功は至近距離まで来ないって以前はたかを括ってきた節がある。しかし今になって情勢転換した。なぜなら身なりで人を判別して来た自分の軌跡に栞が入ったからだ。全人類を隈なく観よ!!このオフレはオフレコでもなく僕の脳を一括さい配し始めた。人間の発する言葉と、脱ぎ着する衣類。この二つは競合しながら、相手を評価しつつも意外な場所に落ち付く。人間が上に来た場合、ファッションはそれに従うし、人間がファッションを超えられない場合だってある。このコントラストが見ものだろう。〔カウントラストが架かる〕